『水星の魔女』考察 ヴァナディース機関の壊滅はスペーシアン、アーシアン対立のせいだった?

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こんにちは、スキマです。

ガンダムを開発していたヴァナディース機関はモビルスーツ開発評議会により危険視され、壊滅させられてしまいます。前日譚「PROLOGUE」ではGUNDフォーマットが及ぼす人体への悪影響を危険視した故の強行であると語られていますが、本当にそれだけでしょうか?

ヴァナディース機関が虐殺されたのは、スペーシアン、アーシアンの対立のせいではないかという考察があります。今回はスペーシアン、アーシアン目線からヴァナディース機関が壊滅した理由、今後の展開を考察していきます。

関連記事:【ガンダム】水星の魔女を考察!スレッタとエアリアルの謎について!

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スペーシアン、アーシアンとは?

スペーシアン、アーシアンについて公式HPで以下のように解説されています。

宇宙居住者は「スペーシアン」、地球居住者は「アーシアン」と呼称される。宇宙産業の発展から両者間の経済格差が広がったことで、スペーシアンとアーシアンの間に分断・衝突が生じている。

参照-『機動戦士ガンダム 水星の魔女』公式HP

第4話「見えない地雷」でスペーシアンが地球の政治に介入しており、アーシアンに対して過酷な重税、重労働を行っていることが分かります。アーシアンはデモを起こして訴えますが、圧倒的戦力差で鎮圧されてしまいます。

参照:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Twitter

地球以外でもアーシアンは虐げられており、アスティカシア高等専門学園でも同様でした。第2話「呪いのモビルスーツ」でアーシアン出身のニカがスペーシアンにガムを吐かれるなど酷い扱いを受けていました。

第4話「見えない地雷」ではアーシアンが住む地球寮が登場しますが、他の寮と比べると遥かに小さく、家畜を育てながら自給自足をしていることが分かります。

モビルスーツも例外ではなく、地球寮のパイロットであるチュチュが乗っているのは旧世代型のデミトレーナーになります。デミトレーナーはチュチュ専用に改造されていますが、最新設備、機体が使われているジェターク寮、ペイル寮などと比べると劣ります。

経済的な格差からアーシアンはスペーシアから下に見られ、常に虐げられていることが分かります。

ヴァナディース機関が壊滅したのはアーシアンへの抑止力だった?

参照:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Twitter

前日譚「PROLOGUE」でヴァナディース機関に資金提供をするオックスアース社がアーシアン企業であることが分かります。前日譚内で放送されているニュースでは「GUNDフォーマット」の身体悪影響へのほかに、モビルスーツ(ガンダム)製作がアーシアンの軍事力増強であると危惧されていました。

モビルスーツ開発評議会の役員もモビルスーツ開発に関して「アーシアン風情が出しゃばるからこういうことになる」と苦言を呈していました。

デリングはヴァナディース機関の技術を完全に封じ込めるために虐殺を行いました。ガンダム開発を中止させることは、「GUNDフォーマット」を危険視しただけでなく、アーシアンへの抑止力も目的だったのではないかと考えられます。

スペーシアンもガンダムを開発したがっていた?

ガンダム開発中止がアーシアンへの抑止力だった理由が他にもあります。ペイル社のガンダム開発です。

参照:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Twitter 

第5話「氷の瞳に映るのは」、第6話「鬱陶しい歌」でベネリットグループ傘下のペイル社がガンダム開発、強化人士育成をしていたことが分かりました。

強化人士であるエランは人体改造のみならずペイル社の目標が達成されなければ処分されるという非人道的な扱いをされていました。

ベネリットグループ総裁のデリングは人体に悪影響を及ぼすという理由からガンダム排除を行ってきましたが、傘下のペイル社がガンダム開発、非人道的な行動を行っているのは矛盾を感じます。

ペイル社が開発を行っていることを考えると、アーシアンへの抑止力のためガンダム開発を中止させたのではないかと考えれます。

今後の物語に影響しそうなアーシアン関係情報

ここまでスペーシアン、アーシアンの対立、ヴァナディース機関との関連性について紹介して来ました。次に今後の物語に大きく影響すると思われるアーシアン関係の情報を紹介していきます。

スレッタ(エリクト)の父親ナディムはアーシアン?

ニカの勧誘がきっかけで現在スレッタは地球寮で過ごしています。地球寮に馴染んでいるスレッタですが、実はスレッタ(エリクト)の父親であるナディムはアーシアンだと思われます。

参照:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』公式HP

ナディムはオックスアース社の社員でガンダム開発のためヴァナディース機関に出向しておりました。第4話「見えない地雷」でチュチュが地球の家族に連絡を取っていましたが、ナディムと知り合いだった可能性があります。

ミオリネが地球に行きたがっているのは母親面影を探して?

参照:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Twitter 

第1話「魔女と花嫁」ではミオリネが地球へ向かうことを目標にしていました。その執念は強く、秘密裏に運び屋を雇ってアスティカシア高等専門学園を脱出しようとしたほどでした。

ミオリネが地球に憧れを抱いているのは恐らく亡くなった母親に関係しているかと思います。

母親が研究していた地球出身の植物であるトマトを大切に育てていることからも関係性があることが分かります。もしかするとミオリネの母親もアーシアンだったのかも知れません。

プロスぺラはスペーシアン、アーシアンの対立を利用しようとしている?

参照:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Twitter 

『水星の魔女』の物語予想ですが、大きな鍵を握るのがプロスぺラです。プロスぺラの復讐がヴァナディース機関壊滅の元凶であるデリングの抹殺だけならすぐに行動に起こしているかと思います。

現に第1話「魔女と花嫁」でデリングは御三家のヴィムに暗殺されかけており、プロスぺラが手を下さなくとも死ぬ存在でした。

仮にプロスぺラの目的がベネリットグループの崩壊だとすると、スペーシアン、アーシアンの対立を利用しようとしているのではないでしょうか。

プロスぺラがアーシアンに協力し、ベネリットグループに戦争を仕掛け、崩壊させようと企んでいるのではないかと考察します。

プロスぺラの復讐が何を目的としているか未だ不明ですが、少なくともスペーシアン、アーシアンの対立が物語を大きく動かす起爆剤になるのではないかと思います。

まとめ

スペーシア、アーシアンの対立は思った以上に根深く、今後の物語にも大きく影響していきそうですね。最新話を楽しみに待ちたいと思います。

『水星の魔女』の放送を見逃した方はdTVU-NEXTアマゾンプライムなどの動画配信サイトから最新話まで見れるのでおすすめです。

以上、「水星の魔女考察 ヴァナディース機関が壊滅したのはスペーシアン、アーシアン対立のせいだった?」でした。

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